千葉市稲毛区 町の小さな神社リフォーム フローリング床修繕工事
町の小さな神社の本殿床フローリング張り替え及び新規フローリング追い張り工事
千葉市稲毛区にある町の小さな神社より、本殿内の床フローリングを修繕したいとご依頼をいただきました。
既存の床フローリングの一部に染みができてしまい、その染みが深くまで浸透して腐食する心配があったため、
まず、その染み部分だけを切除・撤去し、張り替え作業を行いました。
腐食の心配があった部分の補修が済んだ後、既存フローリング全体の経年による汚れや劣化をきれいにするリフォーム工事を行いました。
古くなったフローリングをきれいに仕上げるリフォーム方法として、
・既存の床フローリングを剥がして張り替える方法
・既存の床フローリングを剥がさずにその上から新しい床フローリングを張る(追い張り)工法があります。
今回は既存の床フローリングを剝がさずに、その上から新しい床フローリングを張る「追い張り」工法にてリフォーム工事を行いました。
追い張り工法のメリットとしては、既存のフローリングを剥がす工事が必要ないのでその分全体の工事期間が短くなります。
そして既存フローリングを剥がして張り替える工事に比べると、廃材が少ないので解体費用および処分費用を抑え、
全体のリフォーム費用もリーズナブルに抑えることができます。
また剥がす工事に比べると騒音が少ないので近隣への心配も少なくすみ、床を重ねて張ることで防音効果も期待できます。
今回、床フローリングには無垢材を使用いたしました。
無垢材は木材本来の雰囲気を存分に味わえ、自然素材の温かい風合いや柔らかい肌触りが魅力です。
また調湿作用もあり、夏は湿気を吸収し、冬は湿気を放出して湿度を調節してくれる効果があります。
無垢材は目に見えない香りや時とともに増す味わい、経年美が感じられる楽しみがあります。
但し無垢材は環境や湿度により膨張や収縮がしやすいため、後日反りや突き上げ、隙間が発生するなどの現象が起こることもあるため、今後も注意してみていきたいと思っています。
これまで付近住民や管理に従事されている自治会の方々が大切に守り続けてきた神社。
今後も様々な歴史ある町の神社を末永く守り続けていく。というお手伝いに携わらせていただき、
誠にありがとうございました。
今回の施工場所となった神社の本殿は、電気・水が近くに確保できず、また道路から離れていたため、資材の搬入出に苦労したこと、神社の周りが竹藪のため、やぶ蚊が多くて作業に支障が出たことなど、
様々な工夫をしながらの作業になりました。
今回のように環境に合わせて対応が可能ですので、リフォームをお考えの方、気がかりを抱えながら迷っておられる方など、お気軽にご相談ください。