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おしゃれなカウンターキッチンは使いやすい?知っておきたい5つのデメリット 

おしゃれなキッチンの代表格として人気のカウンターキッチン。
ダイニングやリビングにいる家族の様子を見ながら料理ができる対面式のキッチンですが、本当に使い勝手が良いのでしょうか? 
本記事では、キッチンのレイアウトを選ぶ前に知っておきたいカウンターキッチンのデメリットについて解説します。

おしゃれなカウンターキッチンは使いやすい?知っておきたい5つのデメリット 

カウンターキッチンとは? カウンターキッチンのタイプと人気の理由

カウンターキッチンとは、ダイニングとキッチンの間がカウンターになっており、ダイニングやリビングの方を向きながら料理や洗い物ができる対面式のキッチンのこと。

 

カウンターキッチンが一般的になったのは90年代頃からで、それまでは3方向を壁に囲まれた独立型(クローズド)や吊戸棚や壁で仕切りのあるセミオープン型が主流でした。

現在では新築住宅のキッチンの7割以上がカウンターキッチンとも言われており、キッチンレイアウトの定番となっています。

カウンターキッチンのタイプ

カウンターキッチンは、アイランドタイプとペニンシュラタイプの2つのタイプがあります。

アイランドタイプは、カウンター部分が島のように独立しているレイアウトです。
アイランドの四方にスペースがある回遊動線となり、開放的で複数人での作業も快適に行えます。

 

ペニンシュラタイプのカウンターキッチンは、カウンターの一辺が壁に付いた半島のような形のキッチンです。
アイランドタイプ程の開放感はないものの、アイランドタイプよりも場所を取らず狭めのキッチンでも設置できます。

カウンターキッチンの人気の理由は?

カウンターキッチンは近年のキッチンレイアウトの主流スタイルですが、なぜ人気があるのでしょうか? 

カウンターキッチンはダイニングやリビングと一つながりの空間なので開放感があり、暗くなりがちなキッチンも明るく作業しやすい場所になります。

 

また、キッチンで料理や洗い物をしている時に家族やゲストとコミュニケーションが取りやすいのも魅力。

カウンターが広々としているので調理や配膳がしやすく、ダイニング側にスツールを置けば朝食やおやつを食べたり、子供たちが宿題をしたりするスペースとしても活用できます。

カウンターキッチンのデメリットは?

メリットの多いカウンターキッチンですが、一方でデメリットも多くあります。

カウンターキッチンを選択して後悔しないためにも、デメリットを知っておくことが大切。

ここでは、カウンターキッチンのデメリットと対策方法を解説します。

ダイニングやリビングに調理の匂いが広がりやすい

カウンターキッチンは壁がなく開放的という特徴から、調理中の匂いがダイニングやリビングに広がりやすい傾向にあります。
揚げ物や魚料理などを調理した後は、食事後もずっと料理の匂いが残ってしまうことが少なくありません。

 

料理の匂いがソファやカーテンにしみ付いてしまうこともあるため、匂いに敏感な方は気になるでしょう。

調理の匂いや煙がこもらないように、調理中は必ず換気扇を使用するなどの対策をしましょう。

テレビの音が聴こえにくい

カウンターキッチンで調理や洗い物をしていると、水音や調理音がダイニングやリビングにまで届きます。
食後の団らんで家族がリビングでテレビを見ようとしていても、キッチンで洗い物をする音がうるさくて、テレビの音が聴こえにくくなってしまうことも。

 

テレビはキッチンからなるべく離れた位置に置いたり、キッチンからの音の影響を受けにくい方向に向けたりするなど、配置に考慮しましょう。

生活感が出やすい

モデルルームで見るカウンターキッチンは、きちんと整頓されており見た目もスタイリッシュですが、実際に生活しているとキッチンをきれいに保つのはなかなか難しいもの。
ダイニングやリビングから汚れたキッチンが丸見えになってしまうため、掃除や片付けが苦手な方はストレスに感じることも。

 

すっきりと片付いたおしゃれなカウンターキッチンを望んでいたのに、実際は生活感溢れるゴチャゴチャしたキッチンになってしまうというケースも多いです。

カウンターキッチンを選択するなら調理家電などの収納スペースをしっかり確保し、こまめに片づけをするなどして、キッチンをキレイに保つ努力をしましょう。

カウンターが活用できない

子供がおやつを食べたり宿題をしたり、ホームパーティー時にお料理を並べたりなど、カウンターの活用イメージに魅力を感じてカウンターキッチンを選ぶ方も多いですよね。

 

しかし、実際に生活してみると、カウンターが学校からのプリントや郵便物の置き場になってしまったり、調理家電が出しっぱなしになったりなど、せっかくのカウンタースペースが物置になってしまって活用できていないケースが少なくありません。

カウンターを活用できるように、常日頃から整理をしておくことが大切です。

まとめ

家族とコミュニケーションを取りながら台所仕事ができるカウンターキッチンには、メリットがたくさんありますが、同時に見逃せないデメリットもいくつかあります。

 

カウンターキッチンを選択したことを後悔しないためにも、予めカウンターキッチンのデメリットを知っておくことは大切です。
カウンターキッチンを上手に活用して気持ちよく生活できるように、デメリットを克服する対策法も実施しましょう。

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