狭いガレージでの収納のコツは？限られたスぺ―スを有効活用する方法を紹介
ガレージを、家の中では収納しきれないアイテムの収納場所として使っているご家庭は多いでしょう。
しかし、狭いガレージに物を置き過ぎると使いにくくなってしまいます。
今回の記事では、狭いガレージでも収納力を高められる、賢い収納術を紹介します。
目次
狭いガレージの限られたスペースに何を収納するべき？
ガレージはガーデニングツール、工具、アウトドアグッズなど、家の中では収納しにくいものを置くのにぴったりのスペースです。
しかし、車1台分程度の狭いガレージの場合、無計画に多くの物を収納していては使いにくくなってしまうだけ。
限られた狭いスペースを荷物の収納場所として活用したい場合には、ガレージに何を収納するのかを選択する必要があります。
ガレージに収納したいもの
屋根があるガレージは家の中と屋外の中間的な場所です。倉庫や物置と同様に、家の中に収納しにくいアイテムを保管する場所に最適です。
ガレージに収納したいアイテムは、以下の通りです。
屋外で使用するもの
ガーデニング用品やキャンプグッズなど、屋外で使用するものはガレージでの収納に向いています。
屋外で使用するアイテムは、基本的に雨に濡れても大丈夫なように作られているため、温度や湿度のコントロールの難しいガレージでも収納できます。
また、屋外で使用するアイテムはサイズが大きくてかさばる物も多いため、室内の貴重な収納スペースを占有するよりは、ガレージに収納させる方が便利です。
車に関するもの
洗車グッズ、スペアタイヤ、ブースターケーブルなど車に関するアイテムは、ガレージに収納するのが便利です。
車のメンテナンスや洗車をする時に、ガレージに置いておけばすぐにアクセスできます。
季節のアイテム
夏の海水浴グッズ、スキーやスノボーグッズ、クリスマスやハロウィンの飾りなど、一年のうちに限られた期間だけ使うアイテムもガレージ収納に向いています。
必要な時だけ取り出して使い終わったらガレージでまた保管すれば、家の中の収納スペースを占有せずに済みます。
ガレージに置かない方が良いもの
ガレージは雨風こそ防げますが、冷暖房が効かない場所なので夏は暑く冬は寒くなります。
温度の寒暖差があり、風通しも悪いことから湿度の調整も効きにくい傾向があります。
そのため、温度や湿度の変化で劣化しやすいものや、カビが生えてしまうものなどはガレージに置かない方が良いでしょう。
ガレージでの収納に向いていないものの例は、以下の通りです。
・本、雑誌、書類などの紙類
・写真
・衣類
・食料品
・プラスチックやビニール製のアイテム
また、ガレージは自動シャッターつきのものでも、住宅内よりは外から侵入しやすいです。
高級ゴルフクラブやスキー道具、グレードの高い自転車など、価値の高いものをガレージに置く場合は、セキュリティカメラの設置や施錠など、防犯対策もしておきましょう。
長年使っていないものは思い切って処分する
せっかく収納に使えるガレージがあっても、家の中で収納しきれないものを何でもガレージに置いてしまっては、すぐにスペースが足りなくなってしまいます。
狭いガレージならなおさら、ガレージに収納するアイテムを厳選することが大切です。
ガレージに収納しているアイテムでも長年使っていないものがあれば、思い切って処分しましょう。
狭いガレージの収納力を高める3つの方法
ガレージが狭い場合は、収納方法を工夫することによってなるべく多くのアイテムを使いやすく収納できます。
ここからは、狭いガレージで収納力を高めるために実践したい収納術を紹介します。
収納棚を活用する
ガレージが狭い場合、床の上に直接荷物を置いてしまうと、すぐにスペースが埋まってしまいます。
荷物が増えすぎると車への出入りがしにくくなったり、駐車しにくくなったりなど、ガレージの本来の使い勝手が悪くなってしまいます。
そこでおすすめなのが、空間を有効活用して立体的な収納ができる収納棚の設置です。
頻繁に使うアイテムは手の届きやすい下段に、年に1～2回だけ使うアイテムは上段になど、使用頻度に合わせて収納する場所を選びましょう。
収納ボックスを活用する
収納棚とぜひ併用して使いたいのが、収納ボックスです。
災害グッズ、クリスマスグッズ、キャンプ用品など、カテゴリーごとに大き目の収納ボックスに分けて収納することで、細々としたアイテムもすっきり片付きます。
特に中身が見える透明タイプの収納ボックスなら、何がどこに入っているのか一目瞭然で便利です。
壁面収納アイテムを活用する
棚や収納ボックスに収まらないアイテムは、フックやラックなどの壁面収納アイテムを使って壁にかけて収納すると、床スペースがすっきりと保てます。
例えば、スコップやレーキなどのガーデニングツールや、脚立などは、壁にかけて収納することで足元がすっきりします。
また、DIYに使う工具なども、工具オーガナイザーやペグボードを使って壁面収納すると、使いたい時にすぐに取り出せて便利です。
まとめ
狭いガレージで収納力を高めるコツは、荷物の選別と壁面収納の活用です。
アウトドアで使うものや年に1～2回だけ使うものなどは、ガレージに収納しておくのが便利。
紙類や布製品など温度の変化や湿度の変化に弱いものは、ガレージ以外の場所で保管しましょう。
収納棚や収納ボックスなどを使い、壁面をいかした立体的な収納法で、限られたスペースを有効活用してください。
